文庫版 近畿地方のある場所について(1)

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文庫版 近畿地方のある場所について(1)

背筋

KADOKAWA · 2025年7月 · 346ページ · 角川文庫

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内容紹介

私、小澤雄也は本書の編集を手掛けた人間だ。 収録されているテキストは、様々な媒体から抜粋したものであり、 その全てが「近畿地方のある場所」に関連している。 なぜこのようなものを発表するに至ったのか。 その背景には、私の極私的な事情が絡んでいる。 それをどうかあなたに語らせてほしい。 私はある人物を探している。 その人物についての情報をお持ちの方はご連絡をいただけないだろうか。 ※単行本とは内容が異なります。ご了承ください。

  • 流之助

    2026年8月24日

    そっちかー!

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    カクヨム版・単行本既読。 どこが変わったのか、単行本とうっすら照らし合わせながら読む。 話の掲載順が微変化。単行本にはあったエピソードがなくなっていたり、文庫版で新たに追加されたりしている。 タイトル詐欺というか、もはや場所は関係なくなって、死霊や怪異もメインテーマではなくなって、最後は重い悲しみに纏わりつかれる読後感。 もういない母と息子が星空を見上げるシーンは、悍ましいはずなのに美しく切実に感じた。 とはいえ単行本版のほうが好みかな。 ホラー度高いし。 真実を探る営みの功罪。 他人を「掘り下げる」ことの功罪。 やっぱり人生って遠景では喜劇でも近景では悲劇なのかも。というかそんな判断をすることすら烏滸がましいような気がしてきた。 人が伝播し、人に膾炙し、本来の意味を忘れ去り、歪になった物によって人生に影響を及ぼし、果ては命の問題にまで発展してしまう。そこに主体的に関わらなければ他人事でエンタメになってしまうけれど、自分や自分の大切な存在がその渦中にいるとしたら、それこそが本物の恐怖なのかも。 地方=田舎ホラーの枠組みを文庫版では超えてきたけど、ちょっとホラーみは薄れたかも。別の種類の恐怖という感じ。

  • りばち

    2026年5月14日

    単行本と文庫版で内容が少し違います 単行本の方より文庫版の方が好みでした

  • そら

    2026年5月13日

    普段ホラーは苦手で読まないけど知人の勧めで読んでみた

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    普段ホラーは苦手で読まないけど知人の勧めで読んでみた。 ホラーの怖さは弱めで、ミステリー色が強いなというのが感想。 その後ネットで考察記事などを探している過程で、原作は1記事1記事連載で出ていたんだなと知った。 リアルタイムで1記事1記事見ていたらまた一味違ったかも知れない。 内容としては、1つの雑誌を軸に長い時系列でつながっていく構造は斬新で見事だなと思った一方、 ホラーに期待して読んでしまったのでいつ怖いのが来るか来るかと読み進めていて最終盤で「ミステリーかーい」となってしまった。 星は3だが誤解のないよう言うと、普段本を読まない僕が読み切れる程度にはおもしろかった。

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