内容紹介
著者初の箴言集、待望の文庫化! 本書は、東大生のバイブルとして名高い『思考の整理学』の著者が、これまでの著作郡の中から発想力を鍛えるためのヒントを150に厳選して紹介します。 専門の英文学のみならず、思考、日本語論など、さまざまな分野で創造的な仕事を続けてきたことから「知の巨人」とも称される著者。 「無意識を使いこなす」「着想を古典化する」「思考に休符を挟む」「『まどろみ』の中で考える」「比喩で思考を節約する」など、誰でもすぐに取り入れることができる方法が満載です。発想力と思考力が同時に磨かれる1冊! 「校正などしている間に、おもしろいことに気付いた。引用された短文が、もとの本文の中にあったときとは違った、新しいニュアンスをともなっているのである。引用されることで、味わいが濃縮されるのかもしれない。本書の短いことばたちが、少しでも読者の役に立てば幸いである」(本書「はじめに」より抜粋)
レビュー
短文のインパクト
外山先生がこれまで著した作品から、テーマに沿ってピックアップして短文で引用した本。全部が全部頷けるわけではなく、古いと感じるのもあるけれど、外山先生ってこんな感じだよねって何となく安心する。 言ってることが相反するようなことでも、結局それは何のためにやる思考法なのかを考えると、そうめちゃくちゃなわけではない。ぴっちり一貫しているのではなく、全体的に見てどっちを向いているのか方向性がわかるというイメージ。 勝手に親近感を持って著作を読むことが多い。 私の中では、外山先生はまだどこかで散歩をしているように思える。
みんなの引用・メモ
- 引用p.167第7章
よくわからぬからこそ、心をひかれ、おもしろく感じるのである。
流之助2026年4月17日 - 引用p.75第3章
雑は純一よりも、豊か
流之助2026年4月17日 - 引用p.26第1章
ひとのめがねでものを見てから自分の目で見ても、正しく見えるはずがない。まず、自分で見る。
流之助2026年4月17日 - 引用p.17第1章
心を半ば空しくしている必要がある。純真で、素直でなくてはならない。ものにおどろく心を失わないようにしなくてはならない。
流之助2026年4月17日 - 引用p.5はじめに
引用された短文が、もとの本文の中にあったときとは違った、新しいニュアンスをともなっているのである。引用されることで、味わいが濃縮されるのかもしれない。
流之助2026年4月17日