内容紹介
人生の最後に食べたいおやつは何ですかーー 若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。 ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。 ーー食べて、生きて、この世から旅立つ。 すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。 2020年本屋大賞第2位。
レビュー
凜華2026年4月27日
ホスピスの事を深く知れる
ホスピスとは何か、どういうところか、そういうのは漠然と知っていたが、この小説でしっかり理解できたと思う。 また、余命宣告を受けたとしても、健康者と同じように生活していく日常と、治療不可能で痛みを和らげることしか出来ない非日常の対比が大きく、日々、健康に生活できていることにありがたみを感じた。 人生で最後に食べたいおやつを自分も考えたが、あれかな?これかな?と決めかねて決めきれなかった。 誰にでも訪れる人生の終わりに食べたいおやつは?って聞かれた時、すぐさま答えられる人はどのくらいいるのかな? そのおやつを選んだ理由は?そういうのを考えさせられる1冊だった。
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