ハンチバック

文芸

ハンチバック

市川沙央

文藝春秋 · 2023年6月22日 · 93ページ

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内容紹介

第169回芥川賞受賞。 選考会沸騰の大問題作! 「本を読むたび背骨は曲がり肺を潰し喉に孔を穿ち歩いては頭をぶつけ、私の身体は生きるために壊れてきた。」 井沢釈華の背骨は、右肺を押し潰すかたちで極度に湾曲している。 両親が遺したグループホームの十畳の自室から釈華は、あらゆる言葉を送りだすーー。

  • かんろ(梓)

    2026年7月25日

    怒り。怒り。怒り。本書は、ほぼ全ページを通して無理解かつ「配慮」したつもりになって優越感に浸っている健常者への怒りで構成されている。著者の市川さんご自身が重度障害者である。「ハンチバック(せむし)」(放送禁止用語)という身体的特徴を持ち、「紙の本を読むことができるのは健常者の特権である」という主張は非常に説得力が強い。本書を読んで、「読書バリアフリー」が一般的になってほしいと思った。

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