名探偵じゃなくても

文芸

名探偵じゃなくても

小西マサテル

宝島社 · 2023年12月8日 · 314ページ

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内容紹介

シリーズ累計10万部突破 『このミス』大賞受賞作 『名探偵のままでいて』続編 南原清隆(ウッチャンナンチャン)感嘆! 「幻影の中に誰も見えない真実が見える認知症の祖父とその孫娘。 登場人物たちが私の心に棲みついて、ミステリーの連鎖にドキドキしながらも、 一編の人情落語のように余韻が残りました」 “密室状況からの消失”“学校の七不思議”-- 謎を解くのは認知症を患う、私の祖父。 (あらすじ) クリスマス直前、居酒屋で“サンタクロース消失事件”について議論していた楓たちは、紳士然とした男性・我妻に声をかけられた。彼は、かつて小学校の校長を務めていた楓の祖父の教え子なのだというーー。“連続自殺未遂事件”や“泣いている死体”など、楓や我妻が持ち込む不可解な謎を、レビー小体型認知症の祖父が名探偵のごとく解決する。しかし、その症状は一進一退を繰り返しており……。

  • RayNa

    2026年5月27日

    もはやミステリーより恋の行方が気になる

    今回も祖父が淡々と解決していくスタイルで、ドキドキハラハラはないかな。 ※以下ネタバレあり クリスマスに楓へ「楓先生。メリー・クリスマス」と連絡したのは(楓が“愛する人”と表現していたのは)、「“メリー・クリスマス”は愛している人にしか言っちゃいけない」って言ってた四季だと予想。 命がけで楓を守ったし…。 一瞬「四季死んだ?」って思わせる描写あって焦った。 楓が不可侵条約のことを知ってて、どちらにも踏み込まず3人の関係を続けてるのは正直ちょっとモヤモヤ。 四季が九鬼の釈放後に冷たくなった理由が分からなかった。 最初は九鬼の言葉(「私と楓の邪魔をするおとこはひとりずつ消していきますからね」)を受けての保身かと思ったけど、時系列が合わないし、四季の性格的にそれだけじゃなさそうで…。 ここは再読でしっかり見たい。 古典ミステリーのオマージュや言及が多いから、元ネタ知らないと少し置いていかれる感じもある。 次作でこの関係性にちゃんと答えが出るのを期待。

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