内容紹介
おじいちゃん、まだそばにいてよ。 もっと物語を聞かせてーー 累計25万部突破! 『このミス』大賞受賞作 『名探偵のままでいて』 シリーズ完結 レビー小体型認知症を患う祖父の「最後」の名推理! 『赤い館の秘密』『ユダの窓』『暁の死線』など 古典作品が彩る感涙の安楽椅子探偵ミステリー。 (あらすじ) 楓たちが知り合った“小林少年”の夏の記憶ーー炎に包まれる家の中、車椅子に乗ったおばあさんはどこへ消えてしまったのか。 古アパートの“音”と“鍵”の二重密室や、豪華客船内で起きた『ユダの窓』パターンの密室殺人など、レビー小体型認知症の楓の祖父は快刀乱麻に謎を解き明かしていく。 しかし、祖父の病状は悪化の一途をたどっており、楓との永遠の別れは確実に近付きつつあった……。
レビュー
終わってしまうのが悲しい!
古典ミステリーの知識は全く分からなかったけど 涙あり、笑いありで楽しかった! ※以下ネタバレあり もはやミステリーというより恋の行方ばかり追ってしまった。 仕事中も散歩中もこの物語のこと考えてたくらい余韻が強い。 岩田と四季の言い合いは毎回笑ってしまった。 前作、「楓先生。メリー・クリスマス」電話の向こうで仔猫が甘える声がしたっていう伏線、今作で飼い主の四季なのか四季が不在の時に預ける岩田なのかどっちもあり得るなって思ってたから、ドキドキした。 楓の“好きな人”の予想は当たってたけど、はっきり付き合う描写がないまま、お互いに「愛しています」と伝え合う関係性が逆によかった。予想を裏切ってほしい気持ちもあったり。笑 終盤はタイトル通り、「名探偵にさよならを」する時が来てしまうのかとハラハラ…。 前々作のタイトルの意味がわからなかったけど、最後の最後に繋がるのが気持ちがいい。 また3作読み返したい。 この作品を通していろんな知識にも触れられて、 やっぱり読書って楽しいなって改めて思えた。
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