コンビニ人間

文庫

コンビニ人間

村田 沙耶香

文藝春秋 · 2018年9月 · 168ページ · 文春文庫

登録している人
48
読了した人
37
レビュー
5

内容紹介

世界累計300万部超! NHK「おはよう日本」が世界の熱狂を紹介。 朝井リョウ氏、柚木麻子氏も絶賛。 現代の実存を軽やかに問う、第155回芥川賞受賞作。 36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。 日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、 「店員」でいるときのみ世界の歯車になれるーー。 「いらっしゃいませー!!」 お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。 ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、 そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。 46の国と地域で翻訳(2026年3月現在)。 米国〈ニューヨーカー〉誌のベストブック2018に選ばれるなど、世界各国で読まれている話題作。 世間のものさしに少しでも違和感を感じたことのある あなたのための物語。 解説・中村文則

  • いのたろう

    2026年8月3日

    短く読みやすいが、新しい価値観すぎて自分は少し受け入れ難い部分も少しあった。展開が少ないため少し飽き気味になってしまった。2回目読んだらどうなるか気になるので今度読んでみたい。

  • RayNa

    2026年5月25日

    普通って何だろう

    就職、結婚、出産、健康 世間の大多数(≒マニュアル)に当てはまる人が「普通」とされて、そこから外れると「普通じゃない」と判断される。 主人公はコンビニ店員でコンビニのマニュアル通りに振る舞うことで、“普通の人間”として認識されるが、アルバイトで独身なのでその点は「普通じゃない」と見られてしまう。 主人公は就職や結婚はするつもりはなく、コンビニという枠の中で“普通”でいることが、いちばん生きやすいと感じたという話で解釈した。 物語は1998年の設定だけど、今でも根っこの部分はあまり変わってない気がする。 私自身も結婚願望はないし、普通ではないと思われる側かもしれない。 でも、「普通と思われる方が生きやすい」っていう気持ちも正直わかる。 主人公は「普通ではない」この生活が幸せであるという気持ちはないんだろうけど、私は世間から普通でないと思われようとも自分が幸せである人生を送っていきたい。 “普通”ってなんだろうって、少し立ち止まって考えさせられる一冊でした。

  • たこ焼き

    2026年4月19日

    すらすら読めます

    面白い。 面白いという表現が適切かどうか分からないけど、「普通」になれない人ほどこの小説にハマると思います。 読後感がほかの小説とは明らかに違います。 私はこの小説を読んで、コンビニ従業員を初めて一人の人間と認識できるようになりました。

  • はる

    2026年3月28日

    芥川賞受賞作と聞いて、購入。 これまで読んできたものとはなにか違う異質な空気感に、ぞっとした。 幅広い種類の本を読むきっかけを作ってくれた作品。

  • ゆうすけ

    2026年3月27日

    純文学1冊目におすすめ

    読書にハマるきっかけになった一冊。 読書初心者でもサクサク読める文体にも関わらず、読んでて感じる違和感とか癖みたいなものをしっかりと感じることができる。 クライマックスのシーンは鳥肌が立つくらい凄くて、これが純文学か〜とその感覚を味わうことが出来た。

みんなの引用・メモ

引用を残す

公開されている引用はまだありません。

関連書籍

図書館で借りる